【離散数学】pならばq(p→q)について
こんにちは工業単科大学に通う大学生のやまさんです。 今回は論理包含すなわち『pならばq』について詳しく解説していきます。 この内容では、イメージで考えるよりも実際の例を用いて解説をする方がわかりやすいと思うので、内容は『pならばq』についての内容のみの記事となりますがかなり掘り下げて解説をしていきます。 理解ができていない人や理解が不十分な人への助けになればと思っています。 それでは『pならばq』について考えていきましょう! pならばqの真理値表 まず、『pならばq』の真理値表についてみていきましょう。 下記の表が『pならばq』の真理値表になります。 真理値表を見ただけではよくわからないという人も多いでしょう。 これから、『pならばq』について下記の2つのことについて解説していきます。 1、pとqそれぞれの真偽と『p→q』の真偽 2、pが偽の時qは必ず真になる理由 それでは、考えていきましょう pとqそれぞれの真偽と『p→q』の真偽 pとqについて、それぞれの真偽の時の『p→q』の真偽について考えていきます。 この部分がわからないという人は『p→q』のみに着目し過ぎていると思います。 ここでは、pとqそれぞれについて具体的に考えて解説をしていきます。 p=真、q=真の時の『p→q』の真偽 明日の天気予報を見る前、私は『明日雨が降るなら明日は家で過ごす』と自分自身に約束したとします。 この時この命題をpを『明日雨が降る』qを『明日家で過ごす』とし置き換えると『p→q』は『明日雨が降るならば明日家で過ごす』という命題となります。 p=真、q=真の時、『雨が降るから家で過ごす』という意味になります。 この時、『p→q』は 正しい です。 天気予報を見て明日雨だとわかったので、明日は家で過ごすというのは当然です。 p=偽、q=偽の時の『p→q』の真偽 pが偽、qも偽の時の『p→q』について文章で表すと 『雨が降らないならば、明日は家で過ごさない』 という文章になります。 この文章は 正しい です。 なぜならば、『雨が降らない』ことがわかったので『明日家で過ごす』必要はないからです。 p=偽、q=真の時の『p→q』の真偽 pが偽、qが真の時の『p→q』について文章で表すと 『雨が降らないならば、明日は家で過ごす』 という文章になります。 この文章は 正しい です。 明日雨が